2024 Spring
2024年春の文化村ベストショット。皆さま、ご応募、あがとうございました!
今回は、残念ながら「Nara Bunkamura Times Vol.13 (2025 Spring) 」の表紙を飾っていただく【特選】の該当者はおられませんでしたが、素敵な写真がありましたので、【準特選】枠を2つ増やし、合計4点ご紹介します。
【準特選】「桜と夕陽」もりっちー様
「見事な桜の彼方に沈んでいく夕陽が、あまりにも美しくて」とのコメントが添えられていました。
文化村から続く遊歩道沿いに悠然と佇む一本桜、そこから望む夕焼けは絶景です。一本桜の背景に広がる薄紫色から茜色に幾層ものグラデーションとなった西の空。間もなくマジックアワーという叙情的なシーンを捉えていただきました。
【準特選】「霞」はにはに様
「土砂降りの後に撮影した写真です。山が少し霧がかかっている感じで趣が感じられました。」とのコメントが添えられていました。
文化村のすぐ隣に広がる幾坂池、辺り一帯が春霞に覆われると神聖な空気感が醸し出されます。雨上がりで碧さが際立つ樹々が水鏡となった、静かで幻想的な一枚です。
【準特選】「牡丹桜と文化村」まーさ様
「雲一つない青空と満開の牡丹桜が文化村に清々しい景色を運んでいました」とのコメントが添えられていました。
幾坂池沿いには何本か桜がありますが、その中でも八重の牡丹桜を選んで撮ってくださった一枚。春霞に包まれた柔らかな青空と、桃色の桜のコントラストが美しく、遠景には文化村、景色が映り込んだ穏やかな池の水面を切り取っていただきました。
【準特選】「春の陽」わにゃっ! 様
「修復展示棟の隣に咲く菜の花です。青く澄んだ空に菜の花と舞うモンシロチョウが輝いて、春を感じる一日でした。」とのコメントが添えられていました。
文化村の春といえば、桜と菜の花。水色の空、黄色い菜の花、白い壁を縁取る濃い灰色の屋根が印象的な文化村の建物。その分身のような彩りのモンシロチョウ。色使いが魅力的で心躍る一枚です。